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集客ツールとしてのメルマガはもう古い?

こんにちは、K2 Partners佐藤です。

今日はパートナーの方からインターネットからの集客についての相談でよく聞かれる「メルマガは必要か?」についてまとめたいと思います。ま、結論としては「マーケティング的にはむしろ必須」なツールなんですけどね。

メルマガとは?

さて、メルマガとはメールマガジンという名前の通り、eメールで送るマガジン(雑誌)です。古くからまぐまぐなどメールスタンドというサービスがあり、誰でも情報発信できるツールとして普及しました。その後、ブログの登場で誰でもホームページが簡単に作れるようになると、情報発信ツールは手軽にできるブログに移行していきます。

メルマガは、手元に届けられる、効果検証がし易いというメリットもありますが、読んでもらうためにはメールアドレスを登録してもらう必要があります。またECサイトからのメルマガや無料メルマガなど既に多くのメルマガを受け取っているユーザーはメルマガに反応しなくなり、開封率はどんどん悪くなっています。ですので、いまさらメルマガを配信しても意味がないのでは?という印象があるようで、メルマガを定期的に配信している会社さんは少なくなっています。

ただ、やはりインターネットからお問合せにつながっているところは今でもメルマガでのコミュニケーションを重視しています。立ち上げに時間がかかりますが、メルマガの顧客リストというのは一度獲得すると、そのメールアドレスを使っている限り、少なくともこちらから情報を送ることはできます。弊社でも実際に、興味をもって一度メルマガ登録してみたけど、そのまま、、時々届いた内容を読むだけになっていたクライアント、が数年経って配信した情報が気になり問合せてきたケースは少なくありません。

サイトにお問合せしかないと、お問合せをする or しない、の2択しかありません。これだといくら集客してもすぐにサービスを始めたい「今スグ客」しかお問合せに繋がらず、見込み客は増えていきませんね。

メルマガを始めるには

実際に始めるにあたっていくつか方針を決めておく必要があります。

  1. メルマガ登録に対する無料プレゼント
  2. ステップメールの内容

メルマガ登録に対する無料プレゼント

インターネットに流れる90%が迷惑メールなんて統計もありますが、これだけ迷惑メールが多くなるとちょっと気になったサイトでも、そうそうメルマガ登録はしてくれません。ですのでメルマガ登録してくれると受け取れる無料プレゼントを用意しておく必要があります。弊社では各種入門書として、基本的な内容をまとめているpdfを配布しています。ファイナンシャルプランナーであれば、セミナー動画のダイジェストなんかでもいいですね。

ステップメールの内容

ステップメールとはメルマガの機能ですが、登録から○日後にこの内容のメールを配信する、このリンクをクリックした人にこのメールを配信する、などユーザーのアクションに合わせてあらかじめ設定した内容のメールを配信できる機能のことです。この設定をしておくことで、こちらが読んで欲しい内容をその順番に読んでもらうことができます。一般的な内容としては、、

1.著者の自己紹介

2.サービスや商品情報

3.実際のユーザーの声(事例紹介)

などを順番に配信していきます。その他、7日間無料メール講座、みたいな形で1日目から7日目まで、基礎的な内容を整理して配信する形もあります。

このように

サイト→メルマガ登録→ステップメールの配信

でしっかり潜在顧客と信頼関係を作っておくと、メルマガの開封率も高く、その後のお問合せにもつながるメルマガ運営ができるようになります。

結局のところ・・・

結局このメルマガもブログの運営と同様、読者とのコミュニケーションになります。いかに有益な情報をGiveしていき、この人に相談したい、と思ってもらえるか、ですね。また、定期的なコミュニケーションは、心理学でいうところの単純接触効果(繰り返し接すると好意度や印象が高まる)にもつながります。ブログと違い、一対一のコミュニケーションに近いので、普段から送信者とやり取りをしている感覚が強くなるんですね。あ、そのためにはFrom(送信者)は個人名で、文章中に登録しているユーザー名を入れる、というのもポイントです。

最後に今後のトレンド

今後は特にスマホへの対応が重要になっていきます。ガラケーの時代ですと、画像などの装飾のついたメールは通信量が大きくなる、といって嫌がられてきましたが、最近ではスマホで動画を見たり、大容量の通信量プランが当たり前になっています。今後はHTMLメールでデザインされたメールが段々当たり前になってきています。

もう一つ、個人的に気になっているのがLINE@やメッセンジャーアプリでコミュニケーション。特に店舗型のサービス(美容室、整骨院)などはそこからのお問合せも多くなっているようです。様々な情報発信ツールが出てきているので、そういった新しいものは一通り試していく必要がありそうです。

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