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市場の転換期、グローバルマクロ戦略ヘッジファンドは今後どのように運用していくのか?

こんにちは、K2 Partners佐藤です。本日は、今週行った、「グローバルマクロ戦略ヘッジファンド」の勉強会について共有します。

グローバルマクロ戦略とは、株、債券、コモディティ、為替など多種多様な資産に様々な方法で運用する、という要はなんでもアリの戦略です。

今回は、スイスからファンド会社の取締役が来日して勉強会講師を勤めていただきました。元々、会計士として金融、保険、銀行セクターを担当していたそうですが、その後現在のファンド会社に移ったそう。サーフィン、スキー、登山が趣味の長身のナイスガイでした。

さてさて、今回のファンドですが、2008年9月のちょうどリーマンショックからの運用ですが、設定来+269.9%(3.69倍)の累積リターン。2010年にはヘッジファンド、グローバルマクロ戦略の中でアワードを獲得し、その後も何度かノミネートされているファンドになります。

勉強会内容としては以下の通り。

  • ファンドの歴史
  • 過去のポジション紹介(運用成績)
  • 今年のポジション
  • 2倍レバレッジ(新商品)

ファンドの運用方針としては、流動性の高い資産で運用し、経済動向といったトップダウンのアプローチと市場の歪みをみつけてチャンスとするボトムアップ型のアプローチの両方を駆使して、儲けるタイミングを探しているそう。

過去のポジションでは、リーマンショック後のタイミングや、ギリシャ危機、Brexitなど市場が荒れているときでもどのようにポートフォリオを組み換え、リターンにつなげていたか?を紹介されています。

また今回、元々のファンドに2倍のレバレッジを掛けたファンドを新設したので、そちらの紹介もありました。まだ実際の運用は2017年の5月からですが、オリジナルの成績は2008年からありますので、そこからのシミュレーションではこの9年で1289.82%のリターン。。1年2年の期間でみると、1年間で一番悪いときの成績で-8.83%、2年では-1.39%ですが、3年以上の保有ではマイナスになっている期間はありません。なので、長期での投資をオススメしていました。

Q&A

Q&Aとしては以下のようなものがありました。

・バミューダ籍のオフショア資産管理口座経由での投資ができないそうだが、そちらは解消するのか。

=>オフショア資産管理口座側のカストディアン(信託銀行)の変更があり、提携に時間がかかっていたが、今月中に解消し、来月からは投資可能になります。

・AUM(運用残高)、投資家の属性は?

=>USD 300 mi(日本円で300億円)、ファミリーオフィスなど長期の投資家が4割をこえるくらい。

その他、ファンド詳細やプレゼン資料などはパートナー専用サイトで確認できますので、動画と合わせてみておいてください。参加したパートナーの方からは、まず自分が投資しようかな、といった声が上がっていました(笑)。

なお、5月に欧州のファンド会社視察ツアーを予定していますが、その時、スイスでこちらのオフィスにも行き、また情報をアップデートする予定になっています。こちらも参加希望の方を募集しています。(弊社パートナー限定企画)

最後に

今後、米国金利が上昇し、マーケットとしても転換期を迎えてきます。そういったボラティリティ(上下のぶれ)が起こってくるときこそ、売りも買いも行うヘッジファンドが資産の中に必要になってきます。クライアントにこういったヘッジファンドを直接、提案したいパートナー登録希望の方はこちらからお気軽にご連絡ください。

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