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ヘッジファンド(マネージド・フューチャーズ戦略)の資産残高と投資期間はどのくらい?

こんにちは、K2 Partners佐藤です。今日は先日行った、Wintonのフィーダーファンド(マネージド・フューチャーズ戦略)の勉強会について共有します。こちらのファンド会社は香港と台湾にオフィスがあり、それぞれ5人位の規模だそう。今回は、ポートフォリオマネージャーの方を招いて、パートナー向け勉強会を行いました。

会社設立が2003年、運用開始が2004年からと15年の歴史があります。初期は香港、台湾の投資家が多かったそうですが、そこから日本を含めたアジアの投資家、欧州、カナダ、といった形で投資家を拡げていきました。ファンドの成績など詳細はこちらをご覧ください。

http://toushin-shisan.net/2018/03/post-8933.html

 

現在のAUM(運用残高)はUSD 126million(126億円)とまずまずの規模のファンドになっています。ファンドの運用はマネージド・フューチャーズ戦略。様々な資産で運用していくタイプのヘッジファンドです。上下のブレはあるものの、3〜5年の長期で見るとプラスリターンになっています。やはり長期保有の投資家が多いそうで、2008年のリーマン・ショック時の成績(+19.66%)を評価され、2010年くらいからずっと保有している投資家もいるそう。

他には、今後の見通しとして、米国の利上げが予想されていますが、そちらもファンドとしてはプラスの要因になるそうです。というのは、ファンドの運用として、信用取引で証拠金として80%くらいキャッシュポジションを持っているそうですが、実際にはただ置いておくだけでなく、長期の米国債を保有しているので、長期金利が上がれば何かで運用するまでもなく、米国債からの金利がファンドの成績にプラスされます。

景気の転換期とも見られている今年、こういったヘッジファンドをポートフォリオに入れておくのも大事ですね。

(写真はポートフォリオマネージャーのお土産のお茶セット)

 

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