こんにちは。奥山です。
これまでのブログで紹介してきたのは、個人用の資産運用ツールが主でしたが、
勿論オフショアには法人を対象とした商品もあります。
そこで、今回は近年注目が高まっている「事業リスク対策保険」についてお話しします。
既に沢山の大手日系企業さんが始めていますが、中規模企業さんにも広がっていますよ。
残念ながら日本は自然災害が多いですからね…
本来長くなる説明を相当端折って説明すると、
キャプティブとはリスクファイナンスの手法の一つで、
「自社グループの中に設置する、
自社グループのリスクを専門的に引き受けるための保険会社」です。
要は、ハワイとかラブアン(マレーシア)といったオフショア地域に自前の保険会社を作って、
日本の事業会社が国内の損保会社から保険を買う時に、
「我が社で設立した再保険会社で再保険を掛けてください」とお願いするわけです。
最大のメリットは、元受保険会社(日本の損保)では引受が難しいリスク(例、地震)、
掛金が高額なリスクの一部を自社で引き受けることによって、
保険内容の充実やコストの削減ができるということですが、
他にも、キャプティブが再再保険市場で同じ補償を安い保険料で調達することができれば、
保険事業収益を得ることができることや、
キャプティブ内の資金(例、資本金や責任準備金)を上手く運用できれば、
運用収益も期待できる、等が挙げられます…、って文章じゃあ難しいですね(汗)
当ブログの趣旨はキャプティブの解説ではなく、
あくまでパートナー活動に興味を持っていただくことにあるので、
この場でこれ以上掘り下げて説明していくということはしませんが、
何が言いたいのかというと、
パートナーとしてできることは幅広く、
対象顧客が増えたり顧客ニーズを満たす提案ができるようになるのです。
或いは、「個人向けの資産運用とか興味ないから」とか、
「生保とか投信とか取り扱ったことないから」といった人達でも、
パートナーとして活躍できる場はあるのです。
「国内マーケットで提案できるものがなくなってしまった」、
「これまでの営業方法に危機感を感じている」
「他の営業販売員と差別化し今よりも数段高い顧客層へアプローチしたい」
といった思いを強くしている人達も多いと思います。
海外投資の世界に目を向けてみてください。