こんにちは、奧山です。
保険の満期を迎えて償還金が手元に入ってきた、
そしてそのお金をちゃんと金利が付くオフショア商品へ、
というのはよくあるパターン。
少し古い話ですが、とある生保系女性パートナーの方にご紹介いただいたのは、
日本の保険のクライアントで長年お付き合いのある開業医の女性。
この女性は2004年から10年満期の日本の米ドル建て
一時払い個人年金保険に加入されていて、2014年に契約が満期を迎えたのを機に、
償還金の中から30万ドルを海外の固定金利年◯◯%(5年満期)
の商品で運用することにしました。
何故、オフショア商品にしたのかというと…
クライアントさんが2004年当時に契約した個人年金保険は、
10年満期で金利は固定3.5%/年。
で、単利計算だと10年で35%殖えたんですが、
満期を迎えた2014年当時における金利は
長引く超低金利政策の煽りを受けて同じ10年満期の物でも0.97%/年だけだったのです。
一方、海外の固定金利商品を見てみると、5年満期の固定金利は3.25%(2014年当時)。
当然そちらを選びますね。
因みに、現在5年満期の固定金利は2.25%。
残念ながら2014年から下がってしまっていますが、
それでも日本の商品に比べればまだ高い水準と言えるのではないでしょうか。
最低投資金額はUSD 10,000。
5年であれば、一時的な資金の保有場所としていいですよね。
この類の商品を持たれているクライアントさんは、
上述の女性のように50代〜60代の方が多いです。
保険の満期をその年代で迎えても直ぐに使う必要がなく、
5〜10年は置いておきたい、という場合が多いんですよね。
その間、最小限のリスクでは金利を取っておきたいというニーズがあっても、
提案できるものがもう海外にしかないのが現状です。
ちゃんと金利がつくところに置いておきましょうね。
そしてクライアントさんに教えてあげましょう。