みなさんこんにちは、K2 Partners佐藤です。
先週土曜日に、東京ビッグサイトで開催されていた資産運用EXPOに行ってきました。調査、というか気になったので行ってみただけですが^^;資産運用に関する展示会は初めての開催だったようです。
参加者は、男性8割、年齢層は4,50代の方が多かったですかね。不動産投資関係の人が中心だったよう。会社員、公務員で不動産投資をしている方も結構多い印象でした。
4つの展示内容
展示内容としては以下の通り。IR関連はおまけ程度で、メインは不動産関連の会社さんでした。仮想通貨関連もほとんどなかったですね。証券会社や銀行はネット中心の会社しか出展してなかったよう。(マネックス証券はあったが野村証券はなし。)
金融資産フェア
投資信託、ETF、NISA (ニーサ)、iDeCo (イデコ)、REIT 、FX/CFD、ラップ口座 ・コンサルティング、外貨預金 、保険、仮想通貨、情報誌、ソーシャルレンディング …など
不動産投資フェア
賃貸住宅 (区分マンション、アパート、一棟 など)、太陽光発電、風力発電、オフィスビル、海外不動産、トランクルーム 、コインランドリー、倉庫、工場、駐車場、賃貸管理サービス、空室対策サービス、リノベーション、コンサルティング …など
現物資産フェア
金、プラチナ、宝石、コレクターアイテム …など
投資家向け企業説明フェア(IRフェア)
聴講セミナーの内容
いくつか受講しましたが、特に気になった海外不動産関連のセミナー内容について共有します。
フィリピンの大学生向け賃貸物件
大学が多く集まるエリアに学生向けドミトリー物件を建築、一部屋ごとに分譲、という形だそう。トータル一部屋700万円くらいで、90%の稼働率で10%の利回り。
イギリスのケアホーム物件
マンチェスター近くのエリアに地上3階建ての施設を建築中。高年齢化が進むイギリスでは、今後ケアホームの需要は高まっていますが、社会福祉財源の逼迫化から5500もの老人ホームが閉鎖しているので、民間施設の需要がさらに高まるとのこと。1300万円くらいで、15年、年9%のネット利回り保証。
どちらも将来的にも安定した需要が見込める案件ということで、人気のようです。ただ、どちらもオフショアファンドとしてファンド運営している会社があります。
物件購入ということで、ローンが組めれば、投資資金にレバレッジがかけられるので、メリットはありますが、利回りとしてはファンドに投資しても大きくは変わりません。(というか介護不動産はファンドの方がかなり高い。)
英国学生寮ファンド 7.56%/年
英国介護不動産ファンド 22.13%/年(2017年は27.59%)
購入、売却の手間を考えるとファンド投資の方が手軽でしょうね。申込書類にサインして、海外送金するだけです。直接の投資はできず、オフショア資産管理口座経由になるので、最低投資額は330万円〜。クライアントさん向けの話のネタとしてはこういう物件情報も知っておくと良さそうです。
なお、展示会としては、不動産関連の動向やソーシャルレンディングなど新しい投資について一日で色々と情報を収集できたので中々面白かったですね。次回は2019年1月24日〜26日だそうです。