こんにちは、K2 Partners佐藤です。
今回は海外での一括投資、リターンについてまとめてみます。ちょうど今日、ミーティングをした不動産関連のパートナー希望の方との面談でも聞かれた内容です。保険(海外積立保険)については昨日の記事をご参照ください。
リターンとリスクについておさらい
・・・とその前に、まずはリスクとリターンの関係ついて復習しましょう。このように、リターンとリスクの関係は比例して、リスクの高いものはリターンも大きく、リスクが低いものはリターンも小さくなります。日本で考えると、銀行預金 0.001%から、債券(ソーシャルレンディングなど) 5〜8%、保険商品といった金利や返戻率の決まった商品から、投資信託、株式という並びになっています。日本株のインデックスファンド全体でみると5年間の年率平均は10.04%だそう。ちなみにたまに海外の銀行で月利1%(年間12%)の金利が!!といった話をききますが、銀行預金はその国の国債をベースにしているので、先進国の銀行預金でそんな金利がでてくることはありません。
海外ファンドのリターン
さて、海外の一括投資で同様に固定金利商品からオフショアファンドまでリスクの低いものから高いものの数字を見ていくと、
・5年満期固定金利商品(3.5%)
・海外生命保険(4%〜6%)
・オフショアファンド(8〜10%)
といった感じです。ファンドは日本の投資信託と同様に、種類が多いのでもっと上のリターンを上げているものもありますが、なるべくリスクの低いもの、で考えると8〜10%くらいですね。ファンド会社のターゲットリターンをそれくらいの数字としているところが多いです。海外ではアメリカの10年債で2%超えてますから、一番リスクの低い国債を基準に、その次にリスクの低い保険会社の運用する固定金利の商品でも3.5%からあります。弊社ではコンサルティングを行い、クライアントのリスク許容度に合わせて、この中から商品を選定し、ポートフォリオ提案しています。
もう少し詳しく過去の平均リターンを比較すると、上が一般的な投資商品、下がオフショアファンドになります。年率平均リターンもですが、年率平均リスク(価格のブレ)が一般的な投資商品に比べてオフショアファンドの方が低いことがわかりますよね。それだけ安定的な運用ができている、ということです。長期で考える資産運用としては、こういったものを取り入れてください。
なお明日、新しいオフショアファンドのセミナーを行います。なんかセミナー資料を作っていて、取り上げるファンドは13本に増えたようですが(笑)、セミナーの概要はこちら。AI運用のファンドが2本ありますが、自分的にはこれらが気になりますね。また来週、セミナーの内容、動画をパートナー専用サイトの方でも共有します。